H.C.R.2024に参加して
今年も国際福祉機器展に参加させていただきました。今年も例年に引き続き、福祉用具の勉強をさせていただきました。今年は車椅子や在宅に向けて参考になるものを特に重点的に見させていただきました。中でも開発段階の試作機で、介助アシスト付きのティルトリクライニング式車椅子があり、試乗・操作感の体験・業者との相談なども行え、大変有意義な学びになりました。また、在宅での入浴時に使用するシャワーキャリー等も見ることができ、患者さんの在宅においてのイメージ等も思い描くことができました。今後も患者さん一人一人にあった福祉機器の提案をしていきたいと思います。(理学療法士)
福祉車両や車いす、リフトなどの移動機器を中心に学ばせていただきました。お話を聞かせていただいたり、実際に試乗をすることで患者さんがどう感じているのか身をもって体験することができました。リフトでは在宅支援時に使用することがあり、センター内でも使用していて、お話を聞くことができ学びになりました。リフトシートの生地や介助者の負担軽減、簡単に取り外しが可能なことで患者さんの車椅子上で快適な姿勢で過ごせることなど貴重な話を聞く機会になり、患者さん・介助者両方からの視点での理解を深めることができました。本日経験したことを今後のリハビリや退院支援などに繋げていきたいです。(作業療法士)
国際福祉機器展への参加の機会を頂き、コミュニケーション機器を中心に機器の見学、体験をしてまいりました。主に当院で使用している視線入力装置は、小型化、軽量化し、ベッドサイドでも簡便に用いることができるように改良されていました。また、ゲーム感覚で発声練習が可能な機器もあり、コミュニケーション障害があっても、このような機器を使用することで意欲的に訓練が可能となり、他者との意思疎通や趣味活動へと繋げられたら良いと感じました。(言語聴覚士)