第38回リハ工学カンファレンスin東海に参加して
8月23日~25日、第38回リハ工学カンファレンスin東海に初めて参加をしました。障害のある方を支援する機器や技術について、様々な職種・分野の講演・基礎講座を聞くことができ、新たな知見を得る貴重な機会となりました。
リハ工学の考え方の目的としては、“生活を行う上で障害を有する人々に対し、その生活を豊かにするための工学的支援技術を発展・普及させるとともに、この技術を通じて学術・文化・産業の振興に寄与する”とあります。
当センターにおいても、様々なスイッチインターフェースを用いることで、意思表出の代替手段として使用できる患者様がいます。入院期間の中で、様々な手段を用いて実用的に使用できるようアプローチを行っています。このようなリハビリテーション科の取り組みは、リハ工学の分野にも密に繋がっており、自動車事故による重症頭部外傷患者と工学系を融合することで、更なる改善が見込まれると強く感じました。
多くの方との新たな出会いがあり、有意義な3日間を過ごすことができました。来年の発表を視野に入れ、日々取り組んでいこうと感じました。